1.高度医療を実践する専門家外来(要予約)

小滝橋動物病院では、皮膚科、腫瘍科、循環器科について専門科外来を開設しております。
【要予約】

腫瘍科専門外来
・日時:毎週火曜日
・担当医:杉山先生(獣医腫瘍科認定医)
杉山先生のプロフィールはこちら
近年、動物の高齢化が進み腫瘍での死亡率が高くなっています。 人間でさえ、人間ドックに行って初めて腫瘍が発覚したという話はよく聞きます。まして、言葉を話さない動物の病気を気づくのは難しいかもしれません。しかし、人間と同じように、なるべく早い発見が今後の治療、生活に大きく影響します。 腫瘍は、しこりが大きくなる固形がんと(外科手術で治療)、血液のがん(抗がん剤で治療)におおまかですが分かれます。基本的には外科と抗がん剤のコンビネーションで治療していきます。 腫瘍は進行します。様々な腫瘍によって検査法、治療法は異なり、まず、ステージ(進行度)を確実に診断することから始まります。これはTNM分類といって、各腫瘍によって分類の仕方が決まっています。そして、ベストな治療法を決定していきます。
【診断】
T:しこりの検査
N:リンパ節の検査
M:転移があるか、ないかを知るための検査
これらの順番にのっとって検査を進めていきます。
【一般身体検査】
血液検査、レントゲン検査、超音波検査など
腫瘍診断のため、これからの治療のために全身状態の把握はやはり最低限必要です。
【細胞診検査】
院内・・・・・・・・・・・・・・¥3,000〜
外注・・・・・・・・・・・・・・¥8,400〜
しこりに細い注射針を刺して、そこにどのような細胞が増えているか、 悪性なのか、良性なのかを判断します。
【病理検査】
trucut Biopsy・・・・・・¥9,000〜
専用の器具を使って、しこりの組織を見るための検査です。
パンチ生検・・・・・・・・¥5,000〜
さらに多くの組織を採ることができ、主に皮膚の腫瘍などに使われます。
ジャムシディ生検・・・¥8,000〜
特に固い組織(骨など)の組織を採材します。
*場合によっては鎮静、麻酔の場合があります。
腫瘍によっては免疫療法(本院で実施)が有効なもの、放射線療法が必要なものもあります。放射線療法が必要な場合は二次診療施設をご紹介させて頂いております。
早期発見、早期治療が根本的に腫瘍治療のスタンスです。わんちゃん、ねこちゃんは、何かしらのサインを私たちに伝えたいはずです。それを見逃さず、早期治療ができれば、もっと長く一緒に過ごすことができると思っております。
*価格は一例です。内容により変化することがあります。
杉山 大樹(すぎやまひろき)

2003年に麻布大学獣医学部を卒業し、なるかわ動物病院(三重県四日市市)等の勤務を経て現在はファミリー動物病院勤務(千葉県千葉市)。
趣味:釣り、フットサル、スキーなど。

【研修・研究歴】

・平成16年~平成20年
 麻布大学附属動物病院腫瘍科研修医
・平成20年~平成25年
 麻布大学附属動物病院特任教員
(腫瘍科、一般外科を担当)
・平成25年
 麻布大学獣医学部放射線教室研究生 現在に至る

【所属学会】

・日本獣医がん学会
 (副会長、認定医認定委員会副委員長)
・動物臨床医学会
・獣医麻酔外科学会

【その他】

・平成17年
 日本獣医がん研究会 獣医腫瘍科認定医Ⅱ種 取得
・平成20年
 日本獣医がん研究会 獣医腫瘍科認定医Ⅰ種 取得

皮膚科専門外来
・日時:第1・第3月曜日 午前
・担当医:村山先生
村山先生のプロフィールはこちら
犬と猫が罹患する皮膚病には実に多くの種類があり、その原因や症状も様々です。 特に犬は猫に比べて皮膚病にかかる割合が高いため、日頃から〝掻く、こする、舐める〟などの動作があれば注意して観察し、 被毛の下の皮膚に少しでも異変が見られたら、ご相談ください。
Simplicity:わかりやすい診察
皮膚病の原因は一つのみならず、多くの原因によることも少なくありません。正しい診断を下すと共に、丁寧に分かりやすくご説明することを心がけています。
Satisfaction:満足できる治療
どうぶつの病気がご家族に与える負担に配慮しながら、納得して治療してを受け、またその治療に満足していただけるよう心がけています。
Smile:ご家族の笑顔
病気の診断および治療によって、最後はご家族みなさまに笑顔をもたらすことができるように心がけています。
【検査】
・皮膚スタンプ
・皮膚掻爬
・抜毛
・ウッド灯検査
・血液検査
・ホルモン検査
・アレルギー検査
・病理検査:沈静が必要な場合もあります。
どれだけきちんと飼い主様の声に耳を傾け、伝えたいと思っていることや気持ちを受け止めることができるか。 ホームドクターの先生方の声に耳を傾け、解決や納得につながる診断や治療を提示できるか。「よく聞く」ことを診療コミュニケーションの要とし、人と人の信頼関係を基盤にした上で専門医として診療のクオリティを追求し、また、最適な治療をご提供していくことをめざしています。
村山 信雄(むらやま のぶお)

・獣医学博士
・アジア獣医皮膚科専門医
犬と猫の皮膚科 獣医学博士 村山信雄 オフィシャルサイト

【略歴】

・平成6年3月
 帯広畜産大学畜産学部獣医学科卒業
・その後小動物臨床を経験
・平成17年4月
 ASC皮膚科勤務
・平成24年10月
 犬と猫の皮膚科設立 現在に至る

【役職】

・日本獣医皮膚科学会理事

【褒賞】

・日本獣医皮膚科学会優秀論文(平成20年)
・第13回日本獣医皮膚科学会学術大会優秀ポスター
 (平成21年)

循環器専門外来
・当院グループ病院の
 「小滝橋動物病院 高度医療センター」
 「もみじ山ペットクリニック」で診察
・担当医:井口先生(循環器科認定医)
井口先生のプロフィールはこちら
近年小動物の高齢化に伴い、心疾患の患者さんが増えています。心疾患の診断と、病気の重症度、またその治療をより正確に行うためには、様々な検査を正しく行う必要があります。以下のような症状がある方は心疾患の可能性があります。
【心疾患と思われる症状】
咳が出る / 最近疲れやすくなった / 散歩したがらない / 呼吸回数が早い / 舌の色が青紫になる / 突然失神する / お腹に水がたまる
【心臓の検査】
● 胸部X線検査
心臓の大きさの評価や、肺の状態の評価を行います。
● 超音波検査
高性能な超音波装置を用い、心臓の内部観察と血液の流れを詳細に評価し、心疾患の診断とその重症度の判定を行います。
● 心電図検査
心電図を記録することで、不整脈の診断を行います。その他心臓の電気的な異常も検出できます。
● 血圧測定
上記の検査と、身体検査や血液検査の結果から総合的に評価をします。
それによって
● 心疾患の診断と治療計画
● 麻酔前検査
● 心臓外科適応の判定
等を行います。
7〜8歳を過ぎた患者さん、心雑音を指摘された患者さん、現在治療中の患者さんのセカンドオピニオン等、心臓検査を希望される方や愛犬愛猫の心臓病が心配な方は是非当院にご相談ください。
2.医療センターを備えた充実の医療体制
第2高度医療センター

グループには2つの医療センターもあり、高度な手術に対応が可能なほか、CT検査やMRI検査も待ち時間なく受診可能です。

CT検査について
CTとは?
CT検査では、レントゲンと同様に放射線を使用します。レントゲンが平面的な画像であるのに対し、CTは立体的に観察できるので肺や肝臓などにできた小さな腫瘍や転移などを発見することができます。
当院のCT装置は、16列0,5スライスでの撮影が可能ですので、短時間で微細な構造が観察できます。
※動物でのCT検査は全身麻酔が必要になります。
特に心臓、大動脈、気管支・肺などの胸部、肝臓、腎臓などの腹部の病変に関しては、優れた描出能が知られています。
CT検査は2種類あります。
◎ 単純CT検査:造影剤を使用しないで検査する方法
造影剤などの薬剤を用いないCT検査のことで、造影剤を使わなくても十分に診断できると考えられる部位や疾患の検査に用いられます。
◎ 造影CT検査:造影剤を静脈から注射して検査する方法
血管の状態や構造、腫瘍性病変の有無など臓器とのエックス線透過性がほとんど変わらない病変は、CT検査でも診断が困難なことがあります。しかし、造影剤を用いることによってこれらの病変も明瞭に描出され、より正確な診断が可能となります。
MRI検査について
MRIとは?
MRIは脳や脊髄をあらゆる角度から画像化する機械です。
従来のレントゲンやCT検査は、放射線を照射して画像化しますが、その放射線が骨でほぼ遮られてしまうため、脳や脊髄について画像化することができませんでした。 MRIは骨の影響を受けずに画像化することができ、放射線による被曝もおきません。
まだまだ大学病院以外では導入が少なく身近ではありませんが、新目白通り第2高度衣料センターでご利用いただけます。
脳や脊髄の病気の時にMRIでの検査が必要になります。
◎ 脳の病気では:
てんかんの様な発作があったり、片足の麻痺、目が見えなくて壁にぶつかる、たてなくなる、同じ方向にぐるぐる回るなどの症状があります。
特にてんかんの様な発作があった場合は、すぐにてんかんのお薬で様子をみてしまうと一定期間は発作が止まるのですが、薬が効かなくなった時には脳の病気が進行してしまい手遅れとなることもあります。
早い段階で一度はMRI検査を受けることをお勧めします。
◎ 脊髄の病気では:
椎間板ヘルニアのような症状で、立てなくなったり、腰や首をものすごく痛がったり、後ろ足の麻痺や前足の麻痺などがおこります。
脊髄の病気も脊髄が損傷する様な重症となるケースでは、損傷してからでは治療の施しようがなくなってしまうので早めにご相談ください。
3.年間900件を超える外科手術

外科手術に強みを持つ小滝橋動物病院グループには日々様々な症例の動物が来院され、多くの獣医師が経験を積んでいます。

(11月現在)
犬関連手術 703件
猫関連手術 495件
エキゾチック関連手術 90件
犬関連手術 450件
猫関連手術 368件
エキゾチック関連手術 96件
犬関連手術 480件
猫関連手術 372件
エキゾチック関連手術 50件
実績詳細(2017年)
犬関連手術
整形
47
腫瘍
52
泌尿器
11
内視鏡
11
軟部他*
40
歯科
70
眼科
8
不妊
163
神経
1
循環器
6
その他
41
合計       450
猫関連手術
整形
10
腫瘍
32
泌尿器
10
内視鏡
14
軟部他*
12
歯科
32
眼科
1
不妊
209
神経
0
循環器
4
その他
44
合計       368
エキゾチック関連手術
合計       96

*「軟部他」には、消化器疾患・ヘルニア整復・子宮蓄膿症・帝王切開などが含まれます
*「その他」には、耳道切除・皮膚形成・断尾・抜爪などが含まれます

   
4.特殊な症例に対する豊富な知見

日本全体における年間の手術実施件数が数件といえるような希少な症例についても経験があり、日々様々な症例に向き合っています。