分院を中心とした[一次診療]では、身近なかかりつけ医として
飼い主様の気持ちに添うことを第一に、異変に早めに気づくことを大切にします。
医療センターを中心とした[二次診療]では、高度な医療技術と設備により、
助けるための選択肢をひとつでも多く、より確実なものにします。
そして、双方の質の向上と密な連携により、真の安心を提供します。
これからも様々な分野の高度化に取り組み、総合医療センターを目指します。
ほんの少しの異変でも気軽に相談ができ、そして万一のときも先進の体制で安心を提供できる。
高度医療センターは、都心にこそ必要だと考えています。
都心で暮らす動物の生活環境は、日々人間に近づいています。
それにより、体力低下によるケガに加え、心臓病や癌、その他成人病といった人間と変わらない疾患を抱える動物が増えており、動物医療も人間と同等なレベルが求められる傾向にあります。
これまでは、人間の医療と異なり専科に分かれず1人の獣医師が多くの科を受け持っていましたが、専門医の必要性も高まりつつあります。
高度な医療に応えられる設備を備えるのは、一部の病院や大学病院に限られていました。また、かかりつけ医からの紹介状によって、それらを利用することができますが、まだまだ数が少ないため、受診までに時間がかかることで助からない命があることも現実です。
小滝橋動物病院グループでは、ほんの少しの異変でも気軽に相談ができ、そして万一のときには先進の体制で高度な医療を提供できる。そんな理想の病院を目指して、2015年にCT検査装置を導入したひとつめの高度医療センターを開設。それに伴い、2016年には心臓外科を開始いたしました。そして、2017年末にMRIを導入した新たな高度医療センターを開設するに至りました。
2018年には脳神経外科をスタートし、2019年に腹腔鏡・胸腔鏡などの鏡下外科を始め、気管支鏡での気道の観察、生検、採材も可能となりました。また、脳波検査もスタートし、てんかんの診断も可能となりました。
2020年には気管虚脱の手術が開始され、筋電図の検査も可能となりました。
これからも人間の医療のレベルを目指し日々歩んでまいります。
“ひとつでも多くの命が救われるために”