[小滝橋動物病院]
東京都新宿区の動物病院
新宿区 大久保・下落合・高田馬場
日曜日も診療・駐車場完備

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CASES 症例紹介
ここでは特徴的な症例について、一部をご紹介いたします。
※手術の写真を掲載しておりますので、苦手な方はご注意ください。
小滝橋動物病院グループ全体の外科症例件数については、>こちらをご参照ください。

1次気管切開・永久気管切開の紹介

このページは気管切開という手技・手術をご紹介ページ 気管切開は、緊急時に避難的に行われる一時気管切開と永続的な呼吸への使用を目的とした永久気管造瘻術とに分かれます。 これらの手技は喉頭麻痺、短頭種気道症候群、喉頭腫瘍・外傷・異物・ポリープなどの上部気道手術後や重度の上部気道閉塞により呼吸困難が予想される症例に適応されます。
1次気管切開チューブ設置直後の様子。 1次気管切開は上部気道の機能改善が見込める症例に対して用いる手技で、動物の状態によっては緊急で実施しなければならないこともある
永久気管瘻造瘻術翌日の創部の様子 永久気管造瘻術は皮膚とボックス状に切開した気管粘膜とを縫合し、頸部の気管壁に瘻孔を形成する手術手技で、この瘻孔を介して喉頭やチューブを介さずに呼吸が可能となります。 造瘻部は永続的に残るように処置されますが、後に外科的に閉鎖することも可能です。 この手技は、ほかに有効な治療が出来ない重度の呼吸困難・上部気道閉塞の症例に推奨されます。 声が出にくくなる、シャンプーなどは要注意で慎重に行うこと、水泳などの水遊びは出来ないことなどと常に瘻孔部を清潔に保たなければならない必要があります。
造瘻後約1ヶ月の創部の様子。